関西の鉄道駅散歩 ~なにわ橋~

ふらり散歩

なにわ橋駅(なにわばしえき)は、大阪市北区中之島一丁目にある、京阪電気鉄道中之島線の駅。駅番号はKH51。

難波橋(なにわばし)そばにある京阪電車の駅は、中之島公園の地下にある駅です。駅構内にはアート作品の展示スペースがあり、面白い展示があった記憶があります。

今回は、なにわ橋駅周辺街歩きの様子です。

中之島の歴史

土佐堀(とさぼり)川と堂島川に挟まれ東西に細長く延びる島。もともと芦荻1が生い茂る中州が存在していたらしい。

東端には山崎(やまさき)の鼻と呼ばれ、備中成羽藩2山崎家屋敷があった。上流よりの土砂の堆積で洲ができ、明治四年(1767)に築地3して新地の中之島上之鼻(なかのしまうえのはな)が成立した。

山崎の鼻からでたハナなので俗に「風邪ひき新地」と呼ばれた。

中之島上之鼻からみる大川(おおかわ)筋は名勝として知られ、観月などで賑わった。

明治十二年に中之島公園となった。

『大阪府の地名』平凡社より

黄昏時の中之島公園

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おわりに

中之島公園は大阪の中心にありながら、緑が多い水辺で散歩に適した場所です。

夜は人通りが少なくなり、街灯も多くはないため、少し用心した方が良いかもしれません。

  1. ろてき。蘆荻とも表記する。アシやオギのこと。 ↩︎
  2. 成羽藩(なりわはん)は、備中国川上郡成羽村(現在の岡山県高梁市成羽町)周辺を領有した藩。 ↩︎
  3. つきじ。海や沼などを埋めてつくった陸地。埋め立て地。 ↩︎

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